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ネペンテス・トランカータ

Nepenthes truncata

50cmを超えるとんでもない大きさの捕虫器を持つ巨大ネペンテス。成長は遅いが、マニアに人気のある有名なネペンテス。

ネペンテス・トランカータ(Nepenthes truncata)の写真

世界最大のロマンを追いかける!

ビザプラ的要約

フィリピンのミンダナオ島にのみ自生する巨大ネペンテス。
低地性より栽培が難しく、高地性でもないためビギナーには少々荷が重い、といった絶妙な栽培難易度を持つ。
そのため一般的な販売機会は少ないが、流通量はそれなりに多く種としてはかなり有名である。

この植物の情報

ジャンル: 食虫植物

科: ウツボカズラ科(Nepenthaceae)

属: ウツボカズラ属(Nepenthes)

種: truncata

学名: Nepenthes truncata

レア度: SR

購入時価格: ¥3,500

育成・入手メモ

オススメ度:成長が遅くてもいいなら最高

育てやすさ:難しくはない

入手難易度:出会えば安い

生息地:ミンダナオ島

人気度:通人気

入手時の記録

入手日:2024-04-20

ネペンテス・トランカータの入手時の画像

よくみれば、今の現状とそこまで変わっていない気がする。
しかし、現在グイグイと動いているのはLEDをガンガンに当てているからであって、2024から2026上旬までの空白の二年間は湿度重視で暗い衣装ケースに入れていた。そのため本当に成長速度が遅くなっていたが、LEDに当てだしてから加速した。
この時点からLEDに強く当てていたら、今頃30cmになっていた「可能性」がある。

見た目・特徴

ネペンテスの見た目は非常に普通。
捕虫器の造形自体は、トゲや派手なフリルで見せるタイプではない。むしろ形は整っていて分かりやすい。ただ、その“普通のウツボカズラ形”が巨大化することで、異様な迫力が出る。
これもいろいろなタイプがあり、一概にトランカータがこうと断定はしにくいが、丸みを帯びた形、整った口、中央で逆ハートを作る点などは基本的に共通しているはずだ。
展開中は捕虫器の色が薄いが、完成してから急に色づく場合がある。

葉本体の方もかなり特徴的であり、長さが出ない代わりに横にかなり大きくなる。軍配型とも呼ばれるが、要はハート形?のようなもの。

また、茎についてはかなりしっかりとしている。
細かい毛が生え、自立する。多くのネペンテスは葉と葉の間隔が徐々に遠ざかり最終的に蔓になるが、トランカータは自立するらしい。実際の茎の様子も載せておいた。

デカくなるロマン

やはり、その際限なく大きくなるという点にある。
実際、遺伝子や系統によって限界のサイズはあるだろうが、他のネペンテスに比べ本体そのものが大きいためかなり巨大化をしたところで何とか耐えることが出来るわけだ。
例えば、ベントリコーサと交配したventricosa x truncataなどが流通することもある。ベントリコーサの生育スピードにトランカータのサイズが重なり、かなり魅力的な見た目になる。
しかしこのトランカータならではの木本感がかなり薄まってしまう。

買う前に知っておきたいこと

360度占有する。
多くの植物はなんだかんだ壁際に置いたりいい感じの出窓に置いたりできるわけだがトランカータの場合鉢を中心とした360度全範囲にものごっつい葉を伸ばすため、壁際もしくは栽培ケース際に置くことが出来ない。
私は吊らして栽培するという手を取ったが、場所問題はかなり深刻だ。

育て方メモ

総括

とんでもなく場所を必要とするが、即死級に難しい訳ではなく時間をかけて性質を理解していけば難しい植物ではない。

用土

水苔もしくは鹿沼土などを使用する。完全に乾燥はさせず水の交換を求めるため環境に合わせるのが良い。風通しがありすぐに土が乾く場合は水苔で良いし、大きな鉢に植えてジメジメとした環境に置くのなら鹿沼土などに植えた方が腐りにくい。

日光

直射日光でなくとも、LEDで十分に育つ。
ただ、日光が足りていないと生育が非常にスローペースになってしまうため、ガンガンにあたる方が良い。

温度

15度から30度までが適正温度。高山ネペンほど冷やす必要はないが、真夏の蒸し暑さで根が傷むと一気に停滞しやすい。室内LED栽培なら、極端な高温を避けつつ、風通しを確保した方が安定しやすい。

水やり

メリハリのある水やりを好むだろう。ビッチャビチャである必要は恐らくなく、ちゃんと根に空気を通るような水やりで良いはずだ。

肥料

むしろ変に与えるより、薄めた液肥を捕虫器に入れるなどで十分。すくなくとも有機用土や肥料をガンガンに入れた土に植えると生育に合わない。

成長速度

成長速度が非常に遅く、体感として普通の流通量の多いネペンテスの2倍か3倍の時間がかかるイメージ。
ただ、起動が遅いというだけで袋が膨らみ始めてから完成するまでの速度は遅いネペンの中では比較的早い。

葉の寿命、袋の寿命ともども比較的長いため、儚さは感じない。ただただ遅い。
とはいっても、ちゃんと日光に当てていれば速度はかなり加速する。暗いと本当に動かない。

コラム

2022年8月20日に、兵庫県立フラワーセンターのトランカータが55.5cmで最大のネペンテスとしてギネス記録に載った。

ビザプラ植物園キャラクター
とりあえずLEDガンガンで行こう

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