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ネペンテス・エドワードシアナ

Nepenthes edwardsiana

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ネペンテス・エドワードシアナ

食虫植物

ネペンテス・エドワードシアナ

Nepenthes edwardsiana

世界一高級なウツボカズラ!?牙が強すぎるウツボカズラの魅力を解説します。

ウツボカズラ科
ウツボカズラ属
ジャンル
食虫植物
学名
Nepenthes edwardsiana
レア度
SSSR
購入時価格
¥44,000
別名
エド
オススメ度
狂ってる奴は買え
育てやすさ
死ぬほど難しい
入手難易度
売ってたら悩んでる暇はない!
生息地
ボルネオ島 標高2000mくらい
人気度
神格化されてる
別名
エド

”値段”も”標高”も高すぎる狂気の食虫植物

概要

ボルネオ島の標高1500m~2700mに自生していると言われる、伝説のウツボカズラ。
ネペンテス・エドワードシアナは、ボルネオ高地に生息するウツボカズラで、牙状に発達したペリストームを持つことで知られる種です。
牙を持つウツボカズラは少なく、牙ものと呼ばれるウツボカズラの中では本種が代表的な種類として扱われています。

また、成長が非常に遅くかつ冷涼環境が必要な食虫植物であるため、非常に高値で取引されている品種です。壺の大きさは15cm程度にまで成長すると言われており、ロマンあるウツボカズラとしてごく一部の層から狂信的な支持を得ています。ごく一部の層から。

特徴

特徴①
「牙」
エドワードシアナの特徴は何といってもその牙!
普通のウツボカズラと一線を画すような牙が特徴です。
この牙は、ウツボカズラの捕虫器の口に当たる部分の周囲に発生します。他にも牙が発生するウツボカズラにはN.villosa N.macrophyllaなどが代表的ですが、エドワードシアナ(N.edwardsiana)がその中でも最も極端に大きな牙を持つと言われています。
牙の形には個体差が多く、牙の強い個体は縁日のトルネードポテトのようなインパクトがあります。
触感は固めで、力を掛けると割れそうな感じがしますね。例えると、スカスカになった昆虫の死骸を触ってるみたいな感じです。

特徴②
「カラフル」
エドワードシアナの捕虫器はカラフルな事で知られています。画像見たらわかります。↓↓↓
基本的にはサクランボのような赤めのオレンジ色に染まるのですが、ウツボカズラによくあるようなまだら模様や口のストライプはなく、そのシンプルさがかえって作り物のような雰囲気を醸し出しています。
産地によっては黄色に染まる個体、その中間の黄色と赤が混ざる個体など、環境や遺伝子によっても色味は変わるっぽいです。その色はやはり虫を誘導するためでしょうか、いや私みたいな変な人間が誘導されていますよ。

魅力

魅力①
「価値」
エドワードシアナの魅力は、逆にその栽培難易度と入手性の高さだと思います。
たしかに牙の見た目や美しい色味もそうですが、というより全然入手できない。その点に限ると私は思います。。。

エドワードシアナは本当に栽培が難しく一部のクレイジーな栽培家しか育てていない上、成長が遅く大量生産にも向かず、更に言えば商業的価値もあまりないわけですよ。だって、30度を超えると体調を崩すわけですから、夏場は配送すら出来ないわけです。
そんなわけだから、エドワードシアナの大株は10万円を優に超える金額で取引をされます。

しかし、、、
学術的にも園芸的にも非常にインパクトが強く人気の高いウツボカズラ。
全員知ってるのに、誰も持ってない。
そこ。
そこなんです。
圧倒的知名度を有しながら、栽培が難しいというその一点で全然普及しないって所。そこに私はとてつもない魅力を感じます。

魅力②
「硬さ」
通常のウツボカズラは、壺が枯れこんだ際にクッシャクシャになることが多いんですが、エドワードシアナの壺はやたら固く、枯れこんだ壺が茶色のまま形状を維持するのも個人的に評価の高いポイントです。
そこ!?って感じですが、結構壺が枯れたときの喪失感すごいですかね。重要です。

そして、価格が高い。
友達に見せると、なんでこれが数万円もするのか、バカじゃないのかといった目で見られるので友達を減らす覚悟が必要です。

備考

エドワードシアナの牙について考察します。
画像を見るとわかりますが、鉤爪のような形状になっていて、単なる外側の凹凸ではなく内部にフックが掛かっているような形状になっているのです。

なので、多分落ちた虫が登ろうと奮闘した時に、鉤爪に当たってネズミ返しになっているのではないかと推測されます。
また、牙があることにより口の水分が均等に広がり、表面張力で保持され滑りやすくなります。

育て方

標高の高い場所に自生しているため、育てるのは非常に難しいです。以下のことを守ると上手く育てられる言われています。
・それなりの強光(植物育成LEDライトを使おう)
・80%以上の高湿度環境
・↑そのうえでさらに、通風があれば良い
・昼間は25度程度、夜間は12度程度を一年を通して繰り返す

このように、とても難しいです。。。

私の環境ではワインセラー、もしくはワーディアンケースなどで夜間冷やし、昼は通常のLEDがある栽培環境に移動しエアコンで涼しくさせるという育て方をしています。とにかく、日本の夏が非常に難しいですね。

キャラクター
これが、人生で初めて単体で四万円を超える植物だった...。

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