チタノタ　”白火焔（ホワイトファイヤー）”

概要

ベッタリと塗られた真っ白の鋸歯が特徴的な、迫力のある定番品種。

特徴

ムチムチさ...コンパクトな凶悪さはないけど、これでもかというほどチタノタらしさを誇張した、みんなの思い浮かべる理想的なチタノタ。
トップスピンの下の部分、いわゆるバンド幅がとても広いことが特徴的な品種で、葉に対して鋸歯の割合が非常に高い。葉は鋭く突き刺さるようなまっすぐなものが展開するが、重心が低く幅広でかなり見ごたえのある姿へと成長する。
株が小さいうちからその鋸歯の大きさが際立つため、見慣れてくると子株でも自然と判別できる。一つは必ず持っておきたい品種だ。

基本情報

種類	人工選抜種？
価格相場	時価
入手難易度	普通
その他	SADととてもよく似ている

育て方

アガベチタノタは日光を好む植物である。極端に強い日光は葉焼けを起こすが、慣れれば直射日光も耐えられます。
ただ、真夏に関しては直射日光の当たらない明るい日陰に置くことが最適である。室内で栽培する際は、出来れば窓際ではなく植物用LEDを補完する方が望ましい。
チタノタの水やりは、真夏や冬は月に一回程度、春や秋の人間でも過ごしやすい成長期は土が乾いたらたっぷりと。温度や土の水はけによっても左右されるが、基本的には乾燥を好む。
主の場合、冬は室内でLEDを補完し、温度的に成長が盛んになるため、他の時期に比べ多く水を与えている。しかし、与えすぎると葉が開き、場合によっては割れる場合もあるため注意。 暑さには強いが、寒さには弱い。5度を下回ると徐々に弱り始めてくる。真冬は室内もしくは軒下などに移動する方が望ましい。

SAD特有のポイント SADは成長すればするほどカッコよくなる植物だからこそ、大切にしていきたい。しっかりLEDライトを当て、風を送るなどし、徒長させないことで鋸歯が大きくなっていく。

魅力語りコーナー

ホワイトファイヤーはもっと普及してもいいのです！（断言）
というのも、ここまであからさまにチタノタらしい特徴を誇張した。そう、「誇張した」品種は数多くはないと思うからです。まず鋸歯、鋸歯は白く大きい。そして重心が低くある程度コンパクトに生育するっ！！そして、そしてそしてそして。見ましたかこのバンド幅！トップスピンの鋭さを際立たせる白くベッタリと塗られた鋸歯。自然の神秘としか思えません。