【新定義】珍草とは?ビザプラ植物園が勝手に定義する“変な植物”の世界

【新定義】珍草とは?ビザプラ植物園が勝手に定義する“変な植物”の世界
よーーーーっし今日も”定義”しよ。
朝ごはん食べて、定義して、風呂入って、定義しよ。
ゲームより定義。定義しよ。(なんだこいつ)

ということで、今回は珍奇植物の呼称について少し整理したいことがあるので、そこの点について語らせてください。
まず、僕は「珍草」というネーミングを使って物事を見渡してみようかと思っています。
これは珍草というワードの使用権を握るわけではなく、どちらかというと既存の文脈に引っ張られないためにいきついたワードなので、解釈違いはまったく気にしません。ビザプラ植物園が占有する語彙でもありません。
珍草図鑑
珍草図鑑


1. 珍草とは何か
珍草とは、ぱっと見で「なんだこれ」と思ってしまう植物の総称です。
言い方を変えると植物が「ボケ」になり、人間が「ツッコんでしまう」植物の総称です。

その点について、珍草はこうでなければならない、というものはありません。

例えば道を歩いていて、帯化した雑草を見つけて思う事。

「なんだこれ」
photo by Mcdrurya - Own work wiki commons

はい、その雑草は「珍草」に格上げです。
逆に見た目はめちゃくちゃ珍なのにもう全員が把握している植物...うーん、なんだろ典型的なサボテンとか?
サボテン
柱サボテン

それは...珍草じゃない。
だって、「!?!?!?!?!?」が発生しないから。
「あー、あれね」で答えがもう発生しちゃって、発展がないから。

つまりもう一回まとめると、ツッコミたくなる植物=珍草でどうでしょうか!!!!!

2. なぜ珍奇植物ではなく珍草と呼ぶのか
そうです、珍草って要は珍奇植物ビザールプランツの別名でしかありません。
なのになぜわざわざ「珍草」と呼ぶのか。

それは......
「隠語っぽいから」

!!!!!

嘘です。正解は「珍走団」っぽいからです

いや...それもウソ。
本当のところ

「既存文脈を汚したくないから」です。

既存文脈?はて?
といった形ですね。では説明します。
まずビザールプランツというのは私が発明した言葉ではありません。強いて言うなら、チャンネル名にもなっている「ビザプラ」という略称は自分の活動とかなり強く結びついた言葉ではありますが、それでもビザールプランツ全体を指す略称としても使われ得る言葉です。
つまり「ビザプラ」を占有することが倫理的に不味い。
更に、ビザールプランツって、サボテンアガベ多肉塊根など乾物をまとめて指すブランド言葉としての印象が非常に強いんですよね。
グラキリス
グラキリス

つまりジャングルの謎の植物や誰も知らない植物はビザールプランツでありつつ「ビザールプランツ」圏には収まらないのです。

そこで、「珍草」というビザールプランツ珍奇植物)に極めて近いがまだあまり普及していない語句を先に定義しておくことで既存の流れを邪魔せずに分岐させられないかな?と思ったわけです。

3. 珍草に含まれる植物
珍草に含まれるものはかなり広いです。
サボテン塊根植物、食虫植物、アロイド、ブロメリアシダ斑入り植物、帯化した雑草。
見た目・生態・育ち方・存在感のどこかで「なんだこれ」が発生すれば、だいたい珍草です。

4. 珍草に含まれない植物
逆に、高価でも、珍しくても、見た人の中で何も引っかからない植物は珍草ではありません。
珍草は値段や希少性ではなく、ツッコミの発生で決まります。
ユーリキニア
なんなんコイツ


5. ビザプラ植物園が珍草を扱う理由
ビザプラ植物園は、植物をすでに好きな人だけに向けた場所ではなく、植物を知らない人が「なんだこれ」と立ち止まる入口を作りたいと思っています。
そのために、ジャンル名よりも先に、反応として分かる言葉が必要でした。
それが珍草です。

以上。