ビカクシダ

Platycerium

ビカクシダ

ビカクシダとは?

ビカクシダはシダ植物の仲間で、シダ植物の中でも異彩を放つ見た目をしていることで知られている。
広く南半球の熱帯や亜熱帯地域に自生しており、樹木や岩に着生して成長するいわゆる「着生植物」。 ビカクシダは同じ成長点から、異なる二つの葉っぱを展開する植物で、分岐しながら手前に展開する胞子葉と、 根っこを守り水を貯える貯水葉(外套葉)を展開する。 種類により見た目の個性が強く、同じ種類の間にも変異が多いため人気の観葉植物だ。
原種は18種類程度のみ知られているが、数多くの園芸品種が作出されており、種類の数は計り知れないものとなっている。
栽培環境によっても形が変わるため、飽きることのない植物だ。

ビカクシダの基本情報

ウラボシ科プラティセリウム属
耐寒性 低い(リドレイは特に弱く、15℃以上)
水やり 乾いてから与えるが、基本的に水を好む
日光 日光を好む(直射日光可)
土壌 水苔を使用する場合が多い
サイズ 種類によるが、巨大化しやすい
育てやすさ 育てやすいが、栽培環境の準備が大変

園芸品種