弁慶柱について解説!

弁慶柱について解説!

出会い


砂漠に佇む巨大なフォーク、西部劇でカウボーイと、、、なんて言ったらとてもオシャレに聞こえるけど。
普通にサボテンダーのイメージしかないことでおなじみ「弁慶柱」
もしくはサグリアさん?
別に今はそこまで何も感じていないが......この植物が僕を植物の世界へと導いた、元凶でもあり始祖でもある。切っても切り離せない、そんな植物なんだ。
本当に好きで、知ったあの日から今日までずっと弁慶柱の自生する地域に旅行を考えているほどだ。


ビザプラ植物園の始まりでもある。

成長


ただーし、この植物。


成長がめちゃくちゃ遅いと言われています


それを知った上で、植物が趣味になった本当に初期の初期に7000円くらいで購入しました。
あの日あの時、忘れもしないあの夏から三年以上が経過しようとしているわけですが、えーーーーっと、
3 c m く ら い し か 成 長 し て い ま せ ん
は?って思いましたよね。
安心してください、私が一番思ってます(怒)


実際の成長


3cmくらい成長したと言っても...どちらかというと萎んで相対的に背が高くなったように見えているだけな気がしなくもないわけですが......。
実際にどのくらい成長したのか、比較してみましょう。

 

弁慶柱について解説!
IMG_5208.JPG 3.49 MB

しぼんで縦長になったように感じるだけです(怒)

上の画像は少し鉢に埋まってますので実際はもう少し長いはずです


なぜこんなに成長が遅いのかはやはり、弁慶柱の自生する地域の過酷さが影響していると考えられます。では次は、弁慶柱の詳細について確認していきましょう。

データ

弁慶柱の学名は "Carnegiea gigantea" です。

通称は『Saguaro』、発音記号は「səˈwɑːroʊ」


これ、ものすごく読みにくい名前でして、サグアロ、サワロ、サガァロ...etc、カタカナで相当読みにくい変な名前なのです。


そのため、とあるYouTubeチャンネルには、saguaroをもとにした「サグリア」というよくわからない名前のキャラクターまで存在するそうです。


テカテカとした緑に黒い刺が特徴的で、高さは13mくらいになるそうです。


そして、この弁慶柱はアメリカ大陸アリゾナ州からメキシコにかけて広がる「ソノラ砂漠」という地域に自生しています。


特にアリゾナの都市ツーソンの近くに多く、「サワロ国立公園」という弁慶柱のためだけの国立公園が存在しています。(野生のサグアロの保護が厳しく、許可なしで採取・移動は禁止)


ソノラ砂漠は非常に過酷な環境で、とにかく暑く乾燥しています。

  • 気候:夏(6月〜9月)の気温は日中 40℃以上 に達するが、夜間は冷え込む
  • 気候2:夏にはモンスーンが発生する
  • 湿度:10%から、よくて50%くらい

とんでもなく過酷な環境ということがわかりますか?(私はよくわかりません)


でも、Googleストリートビューを見てみると、弁慶柱以外ほとんど自生していないことを考えると本当に過酷な土地なんだなと思います。


弁慶柱の寿命は非常に長く150年以上生きると言われています。そうなんです、苗をあの大きさにするためには、人の寿命では足りないのです。


でも安心してください。成長が遅いのは特に小さいうちだけと言われています。


最初の数十年は非常にゆっくり成長し、最初の10年でわずか2〜3cm程度しか伸びません。現地では20~30年で 1~2メートル になり、50年以上で腕のような子株を生やし始めると言われています。


CAM型光合成の影響か、大きくなることよりも表皮の頑丈さを取っているのか、とにかくのんびり生きていくことを決めたようですね。


そんなプライド捨ててとっとと大きくなってほしいっていうのが本音ですが......。

育て方


弁慶柱を日本で育てるのは非常に困難と言われています。


理由はたくさんありますが、とりあえずソノラ砂漠と日本の環境が違い過ぎることが大きな問題となってきます。大前提として弁慶柱はかなり丈夫なサボテンですが、特にストレスに弱いです。


そのため日本の雨が多くジメジメし、陰気な空気の漂い...コミュニケーション能力も低くインターネットに......は関係ないですが、とにかくこのジメジメした気候が苦手で、湿度が70%を超えたくらいでストレスを感じるのかもしれません。


また、日本では寒暖差があまり大きくないので、弁慶柱の内部でどんなプログラムが動いてるかは知りませんがなんか、調子を崩すそうです。


また、弁慶柱はああ見えて根が繊細(らしい)です。


そのため発根管理をすることが非常に難しく、移植にも弱いと考えられます。


そもそも弁慶柱は浅い根っこを広範囲に伸ばして生育する植物です。そのため縦長の鉢はあまり合わないでしょうし、移植をするにしても根っこをたくさん切る必要が出てきて、そこから発根しないわけですから体力を使い果たして枯れるわけです。


ドライガーデンすればいいのではないか?という考えもありますが、霜が降りるほど極端な寒さに弱く、寒い時期は断水、湿度を下げないといけないので地植えは危険がいっぱいです。

性質をまとめます
  • 多湿に弱い
  • 霜の降りた寒さ弱い(特に湿度高いと無理)
  • 寒暖差が必要
  • 根っこ弱い
私なりの結論をお伝えします
  • 意外と水が好き! 1か月に1~2回くらいたっぷりと与える→でも次に完全に乾燥するまでは与えない
  • とにかく風通しが必要なので、梅雨、真冬以外は屋外管理必須
  • 冬は室内に取り込むが、水は与えない
  • 排水性の高い土を使い、極端に大きい鉢に植えない

結論
、弁慶柱は難しい!


でも、断水後に水を与えると生き返ったかのように膨らんでいくのを見ると、生きてるんだな~って感じます。


はい、ではここで決め台詞です。


......あなたの弁慶柱ライフに光を。